ドクダミには様々な効能・効果があり、また様々な方法で利用されていますが、ドクダミ軟膏もその一つです。
どくだみ軟膏は、ひじ、膝、かかとのガサガサや、おでき、にきびなどのデキモノを効果的に治したい時、虫刺されでかゆみがなかなかおさまらない時などにオススメです。
どくだみ軟膏の作り方
どくだみ軟膏は、古くから民間療法として親しまれてきた万能薬です。肌荒れやニキビ、虫刺されなど、様々な症状に効果があるとされています。
作り方自体は簡単ですが、いくつか注意点があります。
材料
- どくだみ(生葉または乾燥葉) 100g
- ワセリン 100g
- 焼酎 200ml
リンク
道具
- 鍋
- 蓋
- ガーゼ
- 保存容器
作り方
- どくだみをよく洗い、水気を切ります。生葉の場合は、そのまま使えます。乾燥葉の場合は、水で戻してから使います。
- 鍋にどくだみと焼酎を入れ、弱火で10分ほど煮出します。
- 火を止めて、ガーゼで濾します。
- 濾した液体を鍋に戻し、ワセリンを加えて弱火で5分ほど煮詰めます。
- 火を止めて、保存容器に移し、蓋をして冷まします。
注意点
- どくだみは、体質によってはかぶれることがあります。初めて使う場合は、少量でパッチテストをしてから使用してください。
- どくだみ軟膏は、冷蔵庫で保存してください。
- 開封後は、1ヶ月以内に使い切るようにしてください。
ドクダミ軟膏の保管方法
手作りドクダミ軟膏と市販のドクダミ軟膏では、保管方法が異なります。
手作りドクダミ軟膏
- 冷蔵庫で保存してください。
- 開封後は1ヶ月以内に使い切るようにしてください。
- 直射日光や高温多湿を避けて保存してください。
市販のドクダミ軟膏
- 使用期限を守ってください。
- 直射日光や高温多湿を避けて保存してください。
- 乳幼児の手の届かないところに保管してください。
共通事項
- いずれの場合も、容器の蓋をしっかりと閉めてください。
- 使用後は、手をよく洗ってください。
その他
- 長期間使用しない場合は、冷凍保存することもできます。その場合は、解凍してから使用してください。
- ドクダミ軟膏は、天然成分で作られているため、時間が経つと変色したり、分離したりすることがあります。そのような場合は、使用を控えてください。
ドクダミ軟膏の匂い
ドクダミ軟膏の匂いは、人によって表現が様々ですが、一般的には以下のような特徴があります。
- 独特な香り: 強い芳香があり、草木のような香り、土のような香り、薬草のような香りなど、様々な表現で形容されます。
- 刺激的な香り: 人によっては、ツンとした刺激を感じる人もいます。
- 苦手な人も多い: 独特な香りが強いことから、嫌いな人も多いと言われています。
しかし、慣れてくると気にならなくなったり、むしろ好きになったりする人もいます。
ドクダミ軟膏の匂いは、主に以下の成分によるものです。
- デカノイルアセトアルデヒド: ドクダミに特有の香りの成分です。
- ラウルアルデヒド: 脂肪香のある成分です。
これらの成分は、抗菌作用や抗炎症作用などの効果があると言われています。
ドクダミ軟膏の匂いが気になる場合は、以下の方法を試してみてください。
- 冷蔵庫で冷やす: 冷やすことで、匂いが少し抑えられます。
- マスクをつける: マスクをつけることで、鼻に直接匂いが届くのを防ぐことができます。
- 少量ずつ使用する: 最初は少量ずつ使用し、徐々に量を増やしていくようにします。
それでも気になる場合は、無理に使用せず、他の軟膏を使用することを検討してください。
スポンサーリンクどくだみ軟膏の効果
どくだみ軟膏を使用することによって得られる効果にはいくつかありますが、代表的な効果をあげてみると以下のようになります。
肌荒れ
- どくだみ軟膏には、抗菌・抗炎症作用があるため、肌荒れの原因となる菌を抑制し、炎症を抑える効果が期待できます。
- ニキビ、あかぎれ、しもやけ、ひび割れ、虫刺されなど、様々な肌荒れに効果があると言われています。
美肌
- どくだみ軟膏には、美白効果やシミ予防効果があると言われています。
- また、血行促進効果やターンオーバー促進効果もあるため、くすみやニキビ跡にも効果が期待できます。
その他
- どくだみ軟膏には、抗ヒスタミン作用や鎮痛作用があるため、かゆみやかぶれを抑える効果も期待できます。
- また、殺虫効果もあるため、虫よけとして使用することもできます。
効果を実感できるまでの期間
- 効果を実感できるまでの期間は、個人差や症状によって異なりますが、一般的には数週間から数ヶ月と言われています。
※民間薬なのでご使用に当たっては様子を見ながらご利用下さい。
スポンサーリンク
どくだみ軟膏使用時の注意点と副作用
注意点
- 体質によってはかぶれることがあります。 初めて使用する場合や、肌が弱い方は、少量を腕の内側など目立たない部分に塗布し、パッチテストを行ってください。24時間後に異常がないことを確認してから、広い範囲に使用してください。
- 目に入らないように注意してください。 目に入った場合は、すぐに水でよく洗い流してください。
- 妊娠中・授乳中の方は、使用前に医師に相談してください。 安全性が十分に確立されていないため、念のため医師に相談してから使用することをおすすめします。
- 傷口や粘膜には使用しないでください。 刺激を与えてしまう可能性があります。
- 高温多湿な場所や直射日光の当たる場所には保管しないでください。 品質が劣化することがあります。
副作用
- かゆみ、赤み、腫れ、かぶれなどの皮膚刺激症状 が現れることがあります。これらの症状が現れた場合は、使用を中止し、医師に相談してください。
- まれに、悪寒、発熱、頭痛などの全身症状が現れることがあります。これらの症状が現れた場合は、すぐに使用を中止し、医師に相談してください。
その他
- 効果には個人差があります。
- 使用期限を守ってください。
どくだみ軟膏は、自然由来の成分で作られていますが、まれに副作用が現れることがあります。使用前に必ず注意事項を確認し、異常を感じたらすぐに使用を中止して医師に相談してください。
スポンサーリンク免責事項
この情報は、あくまでも参考情報であり、医学的なアドバイスではありません。どくだみ軟膏を使用する前に、医師に相談することをおすすめします。
スポンサーリンク参考サイト
- ドクダミ軟膏の効果・効能と副作用:https://www.takeda.co.jp/kyoto/area/plantno62.html
- 【シミ消し】薬草のプロが教える ドクダミクリームの作り方: https://m.youtube.com/watch?v=10JIoVh3p-w
- 美肌!!手作りドクダミクリーム! 135: https://online.naturesway.jp/column/naturesway/92091/
- 自然由来の虫刺され・かゆみ止め、「ドクダミチンキ」の作り方:https://weathernews.jp/s/topics/201906/120185/
コメント