生のどくだみ青汁は効果的ですが、青臭いニオイがきつく飲みにくいという致命的な欠点があります。そんな時はどくだみ酒を作ってはいかがでしょうか?
市販のドクダミ酒もいろいろとありますが、ここでは簡単に作ることのできるどくだみ酒の作り方を紹介します
どくだみ酒の作り方
どくだみの開花する時期は成分が多く含まれまので、この時期に採取したどくだみを2~3週間ほど日干しして乾燥させ、水分や臭みをしっかりとって下さい。臭みがとれないままお酒につけこむと、いつまでもいやな臭いが残り、飲みづらくなってしまいます。
- 開花時のどくだみ500グラムをきれいに洗い、2~3週間乾燥にさせる。
- 乾燥したどくだみは細かく刻んでおく。
- 広口のびんを用意して、(2)の乾燥したドクダミをいれます。
- その中にホワイトリカー(35度)を入れてつけこみ冷暗所に保管する。
- 約2週間で飲めるようになりますが、3ヶ月くらいおいたほうが効果が高まります。
- できだどくだみ酒をこして、保存用のびんに小分けしておくと便利です。
この動画はドクダミ酒の作り方の動画です。
蒸気の作り方と多少違ったところもあるようですが、非常に参考になります。
ドクダミ酒の飲み方
どくだみ酒を飲む量ですが、1日50ミリリットル程度が適量でしょう。
水や湯で割ってもよく、飲むときにハチミツなどを好みによっていれても美味しく飲むことができます。
治療が目的の場合は、通常の倍くらいの量を飲むとさらに効果的です。
飲み過ぎに注意
どくだみ酒は薬用酒として毎日少しづつ飲むのが基本です。
ビールや日本酒のように一度に大量に飲むものではありませんので飲む量にはご注意下さい。
どくだみ酒の効能
ドクダミ酒は、ドクダミの葉を焼酎やホワイトリカーに漬け込んだお酒です。ドクダミには、デトックス、美肌、免疫力向上など、様々な健康効果が期待できる成分が含まれています。ドクダミ酒を飲むことで、これらの成分を効率的に摂取することができます。
1. デトックス効果
ドクダミ酒には、利尿作用のあるカリウムが含まれています。カリウムは、体内の余分な水分や老廃物を排出する働きがあり、むくみや便秘の解消、高血圧予防などに効果が期待できます。
2. 美肌効果
ドクダミ酒には、抗酸化作用のあるクエルシトリンやイソクエルシトリンが含まれています。これらの成分は、活性酸素を除去し、シミやシワの原因となる肌の老化を防ぎます。また、血行を促進する効果もあり、くすみやクマの改善にも効果が期待できます。
3. 免疫力向上
ドクダミ酒には、抗菌作用のあるデカノイルアセトアルデヒドが含まれています。この成分は、風邪やインフルエンザなどの感染症の原因となる菌を抑制する働きがあり、免疫力向上に効果が期待できます。
4. その他の効能
- 高血圧予防
- 動脈硬化予防
- 冷え性改善
- 婦人科系のトラブル改善
- 花粉症・アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状緩和
まとめ
ドクダミの葉を焼酎やホワイトリカーに漬け込んだドクダミ酒は、デトックス、美肌、免疫力向上など、様々な健康効果が期待できる成分が含まれています。
ドクダミ酒を飲むことで、これらの成分を効率的に摂取することができます。
日常の健康維持のためにも簡単に手作りできるドクダミ酒を試してみませんか。
参考サイト
- 厚生労働省 e-ヘルスネット:ドクダミ:https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/txt/101001-1b.txt
- 国立健康・栄養研究所 健康食品「ドクダミ」の解説:https://www.tmhp.jp/matsuzawa/guide/files/9359/009359/att_0000047.pdf