ドクダミには様々な効能・効果があり、また様々な方法で利用されていますが、ドクダミ軟膏もその一つです。
どくだみ軟膏は、ひじ、膝、かかとのガサガサや、おでき、にきびなどのデキモノを効果的に治したい時、虫刺されでかゆみがなかなかおさまらない時などにオススメです。
どくだみ軟膏の作り方
- どくだみの生葉100g以上をよく洗って水を切ります。干すのではなくあくまで水をキルですので乾燥しすぎに注意して下さい。
- ドクダミの葉だけを使い、400~500ccの水で煮ます。
- しばらく煮込むとドクダミの葉が溶けてドロドロになります。
こうなったら一度火を止めてざるやガーゼなどで残ったドクダミの葉を取り除きます。 - 再度弱火でかき混ぜながら200ccくらいになるまで再び煮詰めます。
ドロドロになるまで煮詰めた方が軟膏(ワセリン)との親和性が良いようです。 - ドロッとしてきたら火を止めます。これでドクダミエキスができあがりました。
- 親水軟膏(ワセリン)250gをボールに入れ湯煎にかけ溶かします。
- そこへ煮詰めたどくだみ汁を少しづつ加えよく混ぜ合わせます。ドクダミエキスが量多いと混ざりにくくなりますので、少なめの方が作りやすいでしょう。
ドクダミ軟膏の保管
できあがったどくだみ軟膏は、小さな容器いっぱいになるように小分けして入れ空気にふれないように油紙を上にかぶせておくと長期保存もできます。
できれば冷蔵庫で低温保管すると完璧ですね。
ドクダミ軟膏の匂い
ドクダミと聞いてにおいを気にする方も多いでしょうが、ドクダミ軟膏はほんのりドクダミの香りがするといった程度できつい匂いではないです。ご安心を。
スポンサーリンクどくだみ軟膏の効果
- ひじ、ひざ、かかとのかさつきには、入浴後どくだみ軟膏をすりこんでマッサージをすると、やがて固い角質がとれツルツルの肌に生まれ変わります。
- 手足の荒れがひどいときは、どくだみ軟膏をたっぷり塗って、木綿の手袋や靴下をはいて寝るとさらに効果があります。保温・保湿で効果がでやすいのでしょう。
- 虫刺されなどで起こる痒み抑える効果もあります。
※民間薬なのでご使用に当たっては様子を見ながらご利用下さい。
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