どくだみは「どくだみ茶」や「ドクダミ酒」として健康食品で人気がありますが、どくだみの優れた各種成分はどくだみ化粧水の原材料としても利用されています。
市販のどくだみ化粧水も多くの商品が販売されているのは、その効果の高さを証明している証拠でしょう。
ここでは美容効果の高いどくだみ化粧水の作り方をご紹介します。
どくだみ化粧水の作り方
どくだみは、お肌に対して美容効果があるため、化粧水としても根強い人気があります。
どくだみエキスを用いた市販品のどくだみ化粧水もありますが、化粧水の材料には殺菌作用のあるどくだみの青汁を生のまま用いるのが最も効果があるといわれます。
どくだみ化粧水の材料
- どくだみの葉(生)100~150枚(120g程度)またはどくだみ青汁
※乾燥どくだみではつくれません - ホワイトリカー180ml(35度か42度)
- 植物油 小さじ2(オリーブオイル、小麦胚芽油など)
- 密閉容器
どくだみ化粧水の作り方
- どくだみの葉を水洗いして、水気をふきとり、細かく刻みます。
- それをすりばちか、ミキサーですりつぶします。ミキサーの場合、ホワイトリカー半分を注いでからミキサーにかけます。また、一度に全部のどくだみを入れないで、半分ずつにします。
- すりつぶしたどくだみをふきんで搾り、茶漉しでこして青汁にする。
- 3の青汁に、ホワイトリカーを加えてよく混ぜる。
- 4を密閉容器に入れて、冷暗所に保存する。(日付を書いておくと忘れない)
- 1週間から10日間おいたら、植物油小さじ1をいれて、どくだみ化粧水の完成!
どくだみ化粧水の使い方
朝晩、入浴後や洗顔後に、どくだみ化粧水を適量コットンにつけてパッティングしましょう。
どくだみ化粧水が、洗顔後のお肌をやさしくいたわり、炎症やデキモノを防ぐ効果が期待できます。
すでに出来てしまっているハレモノには、化粧水などと併用し、どくだみの青汁を直接塗るか、どくだみの軟膏を作って塗るほうが早く効果が得られるかもしれません。
スポンサーリンクどくだみの美容成分
どくだみに含まれる美容成分は5種類、そのエキスを肌につけることで優れた効果を期待することができます。
デカノイルアセトアルデヒド
デカノイルアセトアルデヒドには「殺菌・抗菌効果」があるため、肌荒れの原因となる細菌の働きを抑制し、ニキビや肌荒れの炎症緩和を期待できます。
ケルセチン
フラボノイド、ポリフェノールの一種であるケルセチンは、血流を改善する効果や動脈硬化を予防する効果などで知られています。
血行が良くなることで、肌のハリ・黒ずみの緩和・血色アップが期待できます。
クロロフィル(葉緑素)
クロロフィル(葉緑素)は胃や腸の運動を活発にする働きにより便秘を軽減する効果があることから、肌の状態を整えシミの症状緩和や美白効果が期待できます。
クエルシトリン
クエルシトリンやイソクエルシトリンには、利尿効果や毛細血管の強化作用があり、新陳代謝を促すため、体のすみずみまで栄養を届け、肌の生まれ変わりを促進します。
ミネラル
カリウムやマグネシウム等のミネラル分が多く含まれおり、肌の再生、代謝維持、コラーゲン合成、弾力維持など、肌の状態を保つことが期待できます。
スポンサーリンクどくだみ化粧品ご利用時の注意点
肌の状態は人それぞれ千差万別です。特に肌が弱い方はご使用に当たっては十分注意して利用するようにして下さい。
トラブルを避けるためにも「パッチテスト」を行うことをおすすめします。